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歯科技工士とは?
歯科技工士になるためには
歯科技工士国家試験

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全国歯科技工士学校協会
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歯科技工士とは?

「歯科技工」とは

人間にとってものをおいしく食べることは、終生の欲望であるとともに、生きるための本能的なものといえます。しかし、虫歯や歯槽膿漏などにより食べる機能が失われてしまう事があります。そこで失われた機能を回復し、それらの欲望を満たす“臓器”として、入れ歯、さし歯、その他装置(専門的には補綴物、充填物、矯正装置など)を作成することを歯科技工と言います。もちろん、それらを修理したり加工することも歯科技工です。

「歯科技工士」とは

歯科技工を仕事として行うためには、歯科技工士免許が必要です。免許は歯科技工士国家試験に合格すると厚生労働大臣から授与されます。

「歯科技工士の役割」

人の健康の入口、それは食べること。歯には興味深い働きがたくさんあります。さらに、口の中はもちろん、顔全体、最終的には体の全体にまで歯科医療のテーマは及びます。
歯科技工士はその中で、入れ歯、さし歯、その他装置などを製作する作業を任されており、、歯科医師との綿密な協力関係を築き、最新の歯科医学の知識、技術を患者さんに提供しなければなりません。患者さんの気持ちを理解し、精度の高い「歯科技工」を行うことが歯科技工士の役割です。
ですから、患者さんが食べ物をおいしく食べ、健康であるかは歯科技工士の作った歯科技工物の良し悪しにかかっていると言っても過言ではありません。

歯科技工士になるためには

歯科技工士になるためには

1.歯科技工士養成施設(歯科技工士学校)に入学しなければなりません。
2.学校の規定の科目を全て修了し、卒業資格を得ます。
  卒業資格を得た者が歯科技工士国家試験を受けることができるのです。
3.国家試験を受験し、合格しなければなりません。

この国家試験が歯科技工士になるための最終関門であり、合格すれば歯科技工士の免許を取得し歯科技工士としての第一歩を踏み出すことができます

歯科技工士国家試験

歯科技工士国家試験は各都道府県単位で2月末から3月初旬にかけて実施されています。つまり、受験生は卒業見込みの証明で受験することになります。
この試験は厚生労働省か文部科学省が定めた養成施設(学校)の教育を終え,修得した知識、技術が歯科技工士として社会に活かすことができるかどうかを国が試験で判定する試験なのです。

受験科目は次のとおりです。

・学科試験 8科目(歯科理工学、歯の解剖学、顎口腔機能学、有床義歯技工学、歯冠修復技工学、矯正歯科技工学、小児歯科技工学、関係法規)
・実地試験 3科目 (全部床義歯の人工歯排列、歯冠彫刻、任意問題)